入社 21 年目 現場責任者さん
まず、この仕事でやりがいを感じるのは、自分たちが組み立てた型枠にコンクリートを流し、型枠を解体して出来上がった物を見たときでう。 特にわたしたちの仕事は、一人で造り上げていくのではなく、多人数で大きな物を造り上げていく仕事なので、いかに正確にかつ効率的に進めていけるかを皆で意見し合いながら造り上げていったときはいつも以上に達成感があります。
また、私は現場の責任者として現場の段取りをする立場ですが、自分の段取り一つで現場の進み具合が変わってくるので、いかに効率よく作業が進行できるかを調整していくのも、とても楽しいところです。
体力的な面で大変そうに見えますが、実際は慣れや対策で解決できる部分なのでこの仕事において特に大変だと感じたことはありません。
現場でははじめに言ったように多人数で大きなものを造り上げていく中で、型枠大工だけではなく様々な業種の人とかかわりを持てるので様々な方の貴重な意見を聞けたり、目の前の仕事のことだけでは無い多方面からの意見を取り入れることで自分自身の見分を広めていけることも楽しみの一つです。


入社 1 年目 見習い職人さん
僕はこの仕事についてまだ1年目ですが、仕事がわかっていくほど、どのような技術がどこで使われているかなど、普段見えない建物の【素】の表情が見えてくるところに魅力を感じでいます。
始めは道具の名前からわからないことだらけで、道具の使い方を覚え、狭い現場でいかにその道具を使いこなしていくかなど、座学だけではわからない細かな使い方のコツや技術などを現場で磨き、時には臨機応変に物事をとらえる柔軟性も求められるところがとても難しく苦労する部分でもあります。
実際に現場にでて最初は1日中外で仕事をすることに身体が慣れていくまでは体力的にも大変な部分もありますが、自分のまかされた持ち場で責任をもって仕事に取り組んだ先に出来上がる建造物を見た時の達成感はほかでは味わえないもだと思います。
型枠大工という仕事は、マンションなどの特に大きな建造物を手掛けることが多く、大きな建造物の中でも細かな技術を要する部分もあるところが難しくもあり、楽しいところでもあります。
そのような大きな建造物の建造に携われるという点でも他の仕事とは違った魅力があります。

